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28回目を迎える、ドイツ・オーストリア・スイスをめぐり欧州最先端のエコロジー建築を視察する、エコバウ建築ツアーを今年を開催いたします。
テーマ『木の循環と建築』


日本でも脱炭素社会の実現に向け、森林資源の活用と木造建築の促進が注目されています。人工林の高齢化や林業の担い手不足といった課題を抱える一方で、建築分野では木材利用によるCO₂削減の可能性が期待されています。森林の適切な循環と木材の持続的利用を両立させる仕組みづくりが、今まさに求められています。
そこで今年は『木の循環と建築』をテーマにした視察を企画しております。
徹底管理された森林の木材のみで製造される木繊維断熱材のシュタイコ社。昨年開催のセミナー『木造建築の未来 木造技術とモダン建築の融合 〜地域経済を拓く「伝統と革新」〜』でも来日講演いただいた、木造中大規模建築の世界的パイオニア、ヘルマン・カウフマン氏の案内のもと、地域材を用いた村づくりの視察。さらに日本の森のコンサルタントを10年間務めてきたスイス自治体フォレスターによる森づくりの案内など、エコロジー先進国ヨーロッパにおける最新の「地域材と建築の在り方」を体感できる内容となっております。
参加者同士の交流や、帰国後の情報交換も魅力の一つで例年好評のエコバウ建築ツアー。この機会にぜひご参加ください。

ツアープログラム
- シュタイコ本社の見学、レクチャー
- IBNバウビオロギー協会の訪問、ホルガー・ケーニッヒ氏による講演
- 建築家フロリアン・ナグラー氏の実験集合住宅の見学
- ヘルマン・カウフマン氏によるブレゲンツ周辺の事例案内
- 世界最先端の木造会社ブルーマー・レーマン社視察
- ロルフ・シュトリッカー氏による持続可能な近自然の森づくり
- エンボディドカーボンを最小化した小規模な木造集合住宅 など
(上記はプログラムの一部です。詳細はお問合せください。)
<日 程> 2025年10月19日(日)出国 〜 10月27日(月)帰国 ※視察6日間
<定 員> 25名(最少催行人数20名)
<申込期日> 2025年7月2日(水) ※申込状況により応相談
※ツアープログラムは事情により変更する場合がございます、ご了承ください。
旅行手配:JTB法人営業大阪支店
ツアーコーディネーターは、建築・環境に関する広い知識と分かりやすい通訳で例年好評の、滝川薫さんが今年も担当してくださいます。

滝川薫(たきがわかおり)
スイス在住の環境ジャーナリスト。1999年からスイスを拠点としてスイス・ドイツ・オーストリアをフィールドに環境、エネルギー転換、省エネ・エコ建築、有機農業、持続可能な地域発展をテーマとした執筆、専門視察セミナー、通訳などに携わる。
より詳細なスケジュール、費用、仮申込みなどについて、ご希望の方は下記フォームよりお問合せください。
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