よくあるご質問
スイス漆喰には大きく、カルクウォール、カルククリーム、カルクファルベがあります。
また専用の下地材としてミネラル下地材、ミネラルファインをご用意しております。
カルクウォール・・・内装、外壁にご使用頂けるスイス漆喰で、骨材の大きさによって0.5mmタイプと1.5mmタイプがありコテで施工します。
カルククリーム・・・内装専用のスイス漆喰で、骨材が小さくクリーム状でコテやローラーでも施工できます。
カルクファルベ・・・内装、外壁ご使用頂ける補修用のスイス漆喰で、ローラーで施工できます。
ミネラル下地材・・・カルクウォールの専用下地材で、下地との密着を高めます。ローラーで施工します。
ミネラルファイン・・・カルククリーム、カルクファルベの専用下地材です。ローラーで施工します。
一番多いのはラス 軽量モルタルでの下地工法です。
軽量モルタルの収縮によるクラックを防ぐ為、耐アルカリ性のメッシュを表層部全面に伏せ込んでください。
※漆喰の下地には、適度な吸水性が必要です。その為、サイディング工法、パネル工法、樹脂系モルタルへの施工は避けてください。
詳しくは、外壁施工仕様書をご確認頂くか、弊社までお問合せ下さい。
石膏ボードへの施工が一般的です。ジョイントや出隅、入隅部分へは石膏系パテ、ファイバーテープを施し割れにくい下地に仕上げてください。合板(パネル)やコンクリート・モルタル下地の際は、アク止めシーラーを2回以上塗布した後に、全面パテを施す下地処理が必要です。
※ビニールクロスの様に、吸収性がなくツルツルした表面には、カルクウォールは密着しません。
しかし、状況と下地処理によっては施工できる場合もありますので、弊社までお問合せ下さい。
手垢などの表面的な汚れは、プラスチック消しゴムやメラミンスポンジで削り落とすことができます。しかし、しみ込んだ汚れは#400番程度の紙ヤスリで削り落としてください。削り落とした後は、部分的に塗りたすことも可能です。しばらく補修跡は目立ちますが、いずれの商品も石油製品を含まないため、経年するにつれ元々の素地に馴染み、徐々に目立たなくなります。
古い下地に施工した場合、下地の汚れ、アクを引き込み表面が黄色く変色する場合があります。その上からミネラルファイン、乾燥後にカルクファルベを上塗りすることでまっ白な表面に戻します。カルクファルベを塗りと多少表情が変わるため、壁の1面毎で仕上げてください。
日当たりが良く、水蒸気が移動する外壁は、カルクウォールの自浄作用により汚れが分解される事があります。
汚れの種類によって、数週間~数ヶ月必要な場合がありますが、どうしても落ちない汚れに関しては、ファルベで上塗りすることでまっ白に戻すことができます。
ファルベを塗りと多少表情が変わるため、壁の1面毎で仕上げてください。
内装・外装とも、下地が割れたり動くようなことがあれば、合成樹脂を含まないカルクウォールは下地の動きに追随できず、割れてしまうことがあります。しかし、カルクウォールは粒子が均一で、割れににくい性質を持っていますので、下地の適切な処理で割れを防ぐことができます。もし割れてしまった場合、表面上の割れであれば、同じ材料を上から塗布することで、補修することができます。
スイス漆喰の原料は、石灰を主成分とする漆喰である為、建築基準法第2条第九号に基づき不燃材として認められています。
—// 建築基準法第2条第九号の規定に基づき、不燃材料を次のように定める。//---
建築基準法施工令第108条の2各号に揚げる要件を満たしている建築材料は次に定めるものとする。
(一.コンクリート、二.レンガ、十四.漆喰、十五.石)
スイス漆喰はアルカリ性が強く、ウッドデッキや外壁の木部と接すると、木部のアクを引き込みシミになる恐れがあります。必ず縁を切り木部と直接触れる施工は避けてください。また、木部と組み合わせて施工する場合は、漆喰を上に紀は下に施工し、雨水によるアクの引き込みを避けてください。
外壁を施工する場合、下地が高温の状態で仕上げると急激に乾燥し、密着不良(ドライアウト)が発生します。出来るだけ施工を避けてください。やむを得ず施工する場合は、モルタル下地に水打ちをしてから施工または、日陰をつくり急激な乾燥を避けてください。
施工中や乾燥過程で外気温が5℃以下になる場合、水分が凍結したり乾燥不良が起こりやすく密着不良、白華現象、色ムラなどの不具合が起こるので施工は避けてください。
内装に施工の場合、乾燥時間はおよそ24時間です。外壁に施工した場合も乾燥時間は同じですが、モルタル下地との密着が安定するのに夏場で2日以上、冬場は3日以上必要です。連続して晴れが続く日を選んで施工してください。
密着が安定しない施工中又は、施工翌日に雨が降ると密着不良を起こす危険があります。
雨垂れの汚れは、窓サッシに溜まった汚れが雨に流され壁面に流れた際に壁の凹凸に残り汚れとなります。また、雨水の通り道は、漆喰の密着不良を起こす危険が高まります。窓サッシ、換気口へは必ず水切りを設けてください。
長期間の雨水や雪が接触すると、漆喰の密着不良が起こり剥離やクラック、カビの重大な原因になります。
設計上の配慮や、施工時期など細心の注意が必要です。詳しくは、弊社までお問合せ下さい。
亜麻仁油等を主成分にする植物油は、空気中の酸素と反応し、わずかですが熱を発生させます。この熱エネルギーは、温度が高い状態で増幅し、密度が高ければ高いほど熱が逃げ場を失い自然発火を引き起こすことがあります。特に気温の上がる季節には注意が必要ですが、塗装時や拭き取りに使用したウエスや布等は使用後直ちに水につけて処分すれば問題ありません。
リボス自然塗料ならアレルギーの方でもご安心いただけるものです。ただ重度の化学物質過敏症の方もおられますので、そういう場合には重度アレルギー者専用商品も製造しておりますのでご安心ください。(アレルギー者専用商品は輸入取り寄せ商品になります。)
天然の成分でも健康を害するものもあります。天然成分だからOKということではなく、天然成分でありながら健康へのリスクがないものを成分として選択しておりますのでご安心ください。
リボスにはございます。リボス社は総合塗料メーカーでそれらの製品すべてが天然成分からできている自然塗料です。
木部用のオイルフィニッシュ系塗料だけでなく、壁や天井に使用する水性塗料、鉄部に使うようなオイルペイント、ワックス接着剤なども取りそろえております。
塗料の缶での値段ではそのように感じられるかもしれません。リボスの塗料は同じ量でもたくさんの面積を塗ることが可能です。面積あたりの金額でご検討いただければさほど高くないとご理解いただけると思います。
値段だけでなく成分や安全性などもあわせてご考慮いただければ幸いです。
そんなことはありません。ただ、メンテナンスなしというわけにもまいりません。
部位によっても異なりますので適切な期間でワックス掛けや再塗装をおすすめします。
もちろん可能です。
塗装方法は簡単ですので説明書をご覧いただきチャンレンジしてください。
できないことはありませんがお薦めはしておりません。理由は自然素材で仕上げたものの上に合成化学物質のワックスを使用すると、木の調湿性を妨げるだけではなく、揮発性の化学物質で健康へのリスクも考えられるからです。
この現象は塗料を塗りすぎたり、塗った後の拭き取り作業をしなかった場合によく起こります。
【軽度のベタつきの場合】
ダンボール紙やサンドペーパーの裏(紙側)などを使用し擦ってください。その後べたつき具合を確認します。
【ベタつきがひどい場合】
サンドペーパー(#120~#180)で削るしかありません。擦るとすぐに目詰まりが起きますので、どんどんペーパーを交換していきます。大変な作業ですがこれを繰り返して除去してきます。
こぼした後なるべく早く拭き取ってください。すぐにシミができるわけではありません。
ただシミができてしまった場合は、シミの箇所を再度削って塗装します。その場合、スチールウールに仕上げで用いた塗料を染み込ませて擦り、数分後ウエスで拭き取ります。シミ汚れを落とし塗膜をもとに近い状態に戻すことが可能です。
床やテーブルではモノを落としたり、エンピツやペンなどの筆圧でへこみ傷ができることもあります。そんなときには濡れた布をへこんだ箇所にあて、その上から熱されたアイロンをあててください。蒸気があがりしばらくすると木材が膨らんでへこんだところはもとに戻ります。
注1: 塗装の膜までいためてしまうこともありますので、その場合は表面が乾いた後、再度薄く塗装します。
注2: すべての木材で対応できるやり方ではありませんが、比較的やわらかい木ではうまくいく方法です。
ほとんどの方が大丈夫だと思います。リボスのほとんどの製品は優しい柑橘系の香りがします。
また、塗装の乾燥後はにおいはしませんのでご安心ください。
もしにおいに過敏な方でご心配な方は50cc瓶に入ったサンプルがございますのでお問合せフォームからサンプルをご請求ください。
基本的には使いきっていただくのが理想ですが、もし余ってしまった場合は小さな容器に移し替えるなどし容器の中に空気層ができないように密閉容器で保管してください。
冷暗所に置き、ときどき缶を振るなどして撹拌していただければ数カ月は保存できると思います。
通常木部用オイルを塗る場合は刷毛、コテ刷毛、ウエスなどが必要です。また、壁面にデュブロンなどの水性塗料を塗るならローラーです。いずれにしてもホームセンターなどでお買い求めいただけます。
リボス自然塗料では合成化学物質の防腐剤、防虫剤はいっさい使用しておりません。
ただ、天然の亜麻仁油が持つ防腐機能もありますし、ドノスという防腐塗料もありますので、必要な場合はそちらをご利用ください。
屋外での塗料のもちは使用される場所や木材の種類、色によっても大きく異なるものです。ただ、リボスのタヤはドイツで製造されている製品ですが、日本国内で数年間試験を繰り返し、他社と比べても明らかに塗料のもちが優れていることが実証されておりますのでご安心ください。
フローリングでは、歩行する頻度などの条件によって塗り替えの時期は異なってきます。住み始めてから1年後を目安にメンテナンスとして再塗装をお奨めします。1年後以降ではオイル分が抜け、撥水効果が弱ってきた場合を目安に塗り直してください。
仕上げでお使い頂いた同じ商品を再塗装してください。
ビボス(オイルワックス)をお使い頂くとオイル分を補いながら蜜蝋のワックス効果を発揮します。
どうしても歩行の多いところはワックスは落ちていきますし汚れる箇所です。逆に部屋の隅のワックスはとれることはほとんどありません。
グラノスは汚れ落としをしながらワックス掛けのできる便利な商品です。ツヤのない仕上がり感なので、頻繁に歩いて汚れたところを濡れ拭き感覚でご使用ください。汚れ落としをしながらワックス掛けのメンテナンスができます。
約1時間ほどで乾きます。その後少しベタつきが残るようでしたら、空拭きをすると均一に仕上がります。
可能です。基本的には木材のフローリングが適しています。ただフローリングにはウレタン塗装のようなツヤのあるフローリングとリボスのようなオイルフィニッシュ仕上げのフローリングがありますので注意が必要です。
ウレタン塗装のような床は塗りすぎにご注意ください。薄く伸ばしながら塗るまたは水などで薄めてお使いされることをお勧めします。説明書をよくお読みください。
オイル塗装の場合はグラノスを原液でご使用いただいても大丈夫です。
ご使用いただけます。ただ濡れる場所ではワックスが落ちていくのも早いのでメンテナンスをこまめにしていただくことも必要です。
ワックスによってキズを防止する効果は残念ながらございません。
ツヤのないマットな仕上がりです。
天然成分でできているので、塗る際も塗り終わったあとも合成樹脂ワックスのようなにおいは全くありません。ご安心ください。
合成化学物質を使用していませんのでペットの健康においても安心です。
健康面ではまったく大丈夫なものなのでご安心ください。ただ唾液などによるワックスの落ちはあろうかと思われます。ご注意ください。
無塗装木部への使用はお奨めしておりません。木を長持ちさせるには、アルドボスやカルデットなどのオイルフィニッシュを塗布し木の内側から強く固くする必要があります。しかし、ワックスには木の表面に非常に薄い膜を形成するのみで、その膜も比較的強度の弱いものになります。
無塗装の木部にはオイルフィニッシュのオイルを塗布したあと、塗装面の保護・汚れ防止としてグレイボをお使いください。
一般的に無塗装の木部に直接塗装できる蜜蝋ワックスにはアマニ油等のオイル分が多く含まれています。しかし、グレイボは蜜蝋ワックスの含有率が非常に高いのが特徴です。その為、使用方法も異なります。ご使用前には使用方法をよく読みお使いください。
グレイボは高純度な蜜蝋ワックスなので温度の低い水でも白化してしまいます。従って、グレイボは水周りにはご使用できません。
グレイボを刷毛等で厚塗りし過ぎると乾燥後に白化します。塗装にはウエス等を使用し極薄く塗り広げるように塗装してください。
グレイボは家具・建具用の蜜蝋ワックスとしてお奨めしていますが、塗装済みの床・フローリングにご使用になる場合は、塗装後は必ず拭き取り処理を行ってください。拭き取りを怠ると白化の原因になります。
また、木部の状態によってはよく滑りますので、ご使用前には目立たない場所で試し塗りをしてください。
グレイボは高純度な蜜蝋ワックスでオイル分をあまり含みません。特に家具や建具の仕上げや汚れ落としとしてお使い頂けます。
ビボスはアマニ油を含むオイル入り蜜蝋ワックスです。オイル塗装面の再塗装や、塗装面の仕上げ・保護としてお使い頂けます。
ビボスは無塗装木部にも使用できますが、木を長持ちさせるにはアルドボスやカルデットなどのオイルフィニッシュを事前に塗布することを推奨いたします。ワックスには塗装面に非常に薄い膜を形成するのみで、その膜も比較的強度の弱いものになります。 従って、無塗装の木部にもオイルフィニッシュのオイルを塗布したあと、塗装面の保護・汚れ防止としてビボスをお使いください。
ビボスはアマニオイルを含み撥水性があるので、ビボスは水周りにもご使用いただけます。
塗装にはウエス等を使用し木目に沿って薄く塗り広げるように塗装してください。
乾燥後ウエス、ワックスブラシ等で木目に沿って磨いて頂くと光沢を出すこともできます。
はい。ビボスは床・フローリングにご使用いただけます。
フローリングでは歩行頻度などの条件にもよってメンテナンス時期は異なってきます。
撥水効果が弱くなってきてたが色合いや風合いはそのまま残したい方にお奨めです。
通常のオイルフィニッシュに比べ乾燥も速く、オイル分を補いながら蜜蝋のワックス効果を発揮します。
基本的には「塗装用下地壁紙です。」ですが、材料費や工事費を省く目的や紙自体の風合いを楽しむために、塗装しないでお使いいただくこともございます。塗 装をおすすめする理由はジョイント(オガファーザー同士のつなぎ目部分)が目立ってしまいがちであることと、日焼けすることがあるからです。
1つ目は糊の選択。これについては矢沢化学工業のウォールボンド200(オガファーザーNEW指定接着剤)を必ずご使用ください。
2つ目はオープンタイム(オガファーザーに糊を塗ってから壁に貼り付けるまでにあける時間のこと)です。
オガファーザーは紙ですので糊をつけると、伸びます。(75cmの幅ですが、10分くらいの時間をかけておよそ10mmほど伸びます。)
オープンタイムの目安は10分から15分です。季節や温度、湿度条件により異なりますが、夏は短め、冬は長めに設定してください。
3つ目は突きつけで施工です。(オガファーザー同士が重ならないように端と端を合わせて貼って、幅木、ドアなどに沿ってカットします。)
重ね裁ちはウッドチップでカットしにくく、また重ねる事により「重ね部分」が目立つ恐れがありますので、基本的には突きつけで施工してください。
軽い汚れでしたら消しゴム軽くこすれば消える場合もあります。デュブロンで塗装すれば剥がさず一掃できます。
チップは漉き込んでありますので、紙に覆われている状態です。
紙が破れるほどに強く引っ掻かれるようなことがなければチップは落ちません。
水を含むと剥がれやすくなりますので常に水がはねる場所にはあまりおすすめしません。
また、キッチンの油はねなどはシミになりますが汚れは塗装で一掃する事ができます。
不燃材料です(大臣認定NM-0585)。不燃材料の下地に施工することで不燃材料としてご使用いただけます。
キッチンや集合住宅にもご使用可能です。