スイス漆喰の特徴
スイス漆喰は、不純物の少ない最高級品質の石灰石を基に、
スイスで300年以上変わらない伝統製法で作られる天然
100%本漆喰です。原材料、製法、質感、安全性、強度、施
工性、どれをとっても漆喰の中ではトップクラスと評価されて
いるまさに漆喰の最上級品と言えます。
国内でもこれまでに内外合わせて約1万5千棟以上の施工実績があ
り、お施主様や工務店様に選ばれる理由はいくつかあります。
漆喰の主成分は、石灰石です。スイス漆喰はその石灰石に強いこだわりがあります。漆喰は、一般的に安価に作るために、不純物のある石灰石(石灰純度30〜70%)を使うことが多いのですが、スイス漆喰ではカルシウム純度が98%の高品質なピュアライムと呼ばれる石灰石を使っています。
また、一般的に日本の漆喰は糊やすさなどを混ぜ作りますが、スイス漆喰は石灰石と水、ブナセルロースなど少ない混ぜ物で作る伝統製法を採用しています。
この製法は、300年以上に渡り受け継がれてきたもので、その結果、漆喰本来の性能や強度・柔軟性を持ち合わせ、長年住まい継ぐことができる家づくりに貢献することができるのです。
スイス漆喰は、表情豊かな仕上がりが特徴です。合成樹脂や糊を使った漆喰は、仕上がりがのっぺりとしますが、スイス漆喰はそういったものを使わない天然100%の漆喰なので、高級感のある質感を出すことができます。 また、テクスチャーによっても、表情が変わるので、オリジナル性を出せる上質な仕上げ材とも言えます。またスイス漆喰は、混ぜ物や不純物が少ないため、漆喰の表面の結晶化が起こり、光を乱反射するため透き通った白さがあり、これも他の漆喰にはない特徴です。 合成樹脂を含まないので、風化はあっても退色や劣化がなく、その美しさが続くのが本漆喰たる所以です。
漆喰は、施工面や施工後のメンテナンスの面で導入が難しい素材ですが、スイス漆喰は国内においても施工実績が多く(約1万5千棟:2017年度現在)導入するにあたっての不安要素をしっかりとサポートできる体制が全国で出来上がっています。
全国各地の正規販売店や協力施工業社による安心できる提案を行なっています。また、スイス漆喰は合成樹脂や混ぜ物が少ないためメンテナンスもすることができるのが特徴です。割れや汚れを未然に防ぐ設計提案と、一般の方でも補修できるメンテナンス性が評価され、輸入漆喰No.1の評価を誇っています。
漆喰のもつ“力”だけを
利用し高い硬化性を産む
Cycle to produce curability
防カビなどの強い
殺菌性で健康な住まいに
Bactericidal
石灰石が原料なので
火に強く安心な住まいに
Fire Protection
そもそも漆喰は、呼吸性と高いアルカリ性の効果により、人が住みやすい環境を作る良質な仕上げ材です。呼吸することで、室内の湿気を調湿し、年中を通して過ごしやすいのが一番の特徴です。 また、その呼吸性と高アルカリ性(スイス漆喰はph13)で空気中のウイルスやカビを吸着・分解してくれるので、誰もが健康的に暮らすことができます。 とはいえ、スイス漆喰のように合成樹脂など製造段階で環境に悪影響のあるものを含まずに作られ、漆喰の良さを保つ素材は数多くありません。何がいい漆喰なのかを見極める力が求められている時代なのかもしれませんね。
外壁に使うと高い
遮熱性で夏涼しい家に
Heat Insulation
多孔質構造で熱を
逃がさず冬暖かい家に
Porous
バウビオロギーを基にして
省エネと健康を考えた漆喰
Baubiologie
スイス漆喰は、その白さという特徴から今の日本の家づくりに貢献できる効果があります。スイス漆喰を外壁に使うと赤外線の反射率が91%という高い遮熱性能で、夏でも外壁は冷たく感じるほどになります。 その効果は、室内の温度に換算すると2〜3℃影響します。また、スイス漆喰は多孔質構造で漆喰の中に空気の層を作ります、そこで、熱を貯めることもできるので、今進められている高気密高断熱の住宅であればより快適に夏は涼しく、冬は暖かく暮らすことができます。
私たちイケダコーポレーションは、長年に渡り漆喰について触れてきたからこそ、適切な下地処理、設計提案、施工方法など、失敗の少ない漆喰の採用提案をすることができます。よくある質問以外にもご不明な点がございましたら専任担当がご訪問の上アドバイジングさせていただきます。