リボス自然健康塗料の施工時のポイント
詳しい施工方法は施工要領書をご確認ください。 施工要領書のダウンロード >
施工前に、必ず缶の中身をよく撹拌してから
ご使用ください。缶の底に分離した成分が溜
まっていますので、撹拌が不足していると色
ムラの原因となりますのでご注意ください。
塗装するポイントはいくつかあります。1、刷毛やコテ刷毛を使いますが、リボス自然健康塗料はサラサラとしておりよく伸びるのが特徴であるため、ベタッと塗りつけるのではなく、少量を取り少しずつ塗装してよく塗り伸ばして塗装します。
また、木部に浸透し切らなかった余分な塗料は20分以内にウエスなどを使用して拭き取りを行ってください。これを放置するとベタつきの原因となります。2回塗りの場合も同様に薄く塗り伸ばして仕上げます。また塗装間隔は施工環境や季節によっても多少の変動はありますが、基本的には施工仕様書に従って行ってください。
クリ・タモ:クリア塗装すると黒変しやすいため試し塗りを必ず行ってください。
ヤニの多い樹種:ヤニが多くついている場合、出てくる可能性のある場合は、No.222のスバロスで拭き取りを行って、乾燥後に塗装を行ってください。樹種や施工環境により適した塗料が変わりますので、詳しくご相談したい方はお問い合わせください。
リボス自然健康塗料は塗りすぎるとベタつきを起こす場合がございます。これを未然に防ぐには、上記の「塗装ポイント」をご参照ください。また、ベタつきが発生した場合は、ダンボールなど油分を吸いやすい素材をベタついている部分に10分ほど密着させて吸収しウエスで拭き取るか、市販の無水エタノールを使い拭き取ってください。乾燥が進み取れない場合は、サンドペーパー#240〜400表面を研磨してベタつきを落とし、再塗装を行ってください。
無垢床を採用して引渡し前に起こるトラブルでよくあるのは、細かな傷や、色あせ、テープの糊残り、表面の毛羽立ちなどです。
これを防ぐには2つのポイントがあります。
この際に養生ボードを敷く前に、無垢床の表面に細かな石や砂、埃が残らないようにクリーニングしましょう(乾拭き・掃除機等)。また壁面との隙間は少し開けてL型の養生ボードをつなぎ合わせて使うとよりトラブルが起きにくくなります。
施工の中でどうしてもテープが触れてしまう場合は、粘着力の弱いものをオススメします。もし、テープ跡が残った場合は、表面をサンドペーパー#240〜400で研磨して再塗装を行ってください。
自然塗料を使う際に最も気をつけるべき点が、使用済みウエスなどの廃棄方法です。オイルが染み込んだウエスなどは、空気中の酸素により、自然発火する恐れがあります。水で充分に浸して密閉して廃棄してください。 また、塗装用具を続けてご使用になる場合は道具洗い液のNo.222スバロスで洗い乾燥させて保管してください。またよくある質問ですが、残った塗料を保管する際に、空気に触れていると表面に塗膜ができる/酸化して色が変化する場合がございます。 基本的には、缶を開けたら使い切っていただくのが一番です。どうしても保管が必要な場合は、できるだけ空気に触れない容器の移し替え、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。
リボス自然健康塗料のメンテナンスは、内装であ
ればNo.559グラノスというワックス&クリーナー
を使い行います。水で希釈して拭き上げるものなの
で、一般の方でも簡単に行えます。また、ワックス
がけにはNo.375のビボスをオススメしています。
強い汚れには、No.588-18ケアセット(トレナ・
ドライアデン)をオススメしています。
雨や太陽光などの条件によって変わりますが、内装は定期的なお手入れをしていれば5~10年、外装は3年~5年が目安になります。
塗り回数を増やせば耐久性は向上します。外部にオススメしてるのは、No.279タヤという高耐候性の自然塗料です。
同じ自然塗料といえども、成分は異なるものが多いため、基本的には、表面をサンドペーパー#240〜400で研磨して再塗装を行ってください。また、着色済みの上に着色する場合は、色が入りにくいことも考えられますので、ご注意ください。
基本的には、無垢材で樹種や部材によって吸い込みの差が出る可能性はございますのでご注意ください。色ムラや染みの要因は、樹種、含水率、施工環境下で汗などで濡れる等、様々です。色ムラや輪染みが出た場合は、サンドペーパー#240〜400などで表面を研磨して再塗装を行ってください。