自然素材とは
自然のものは性質上どんどん良くなっていきます。『風化はしても劣化はしない。』
木はどんどん風合いを増し、漆喰はより強固なものに変化していきます。紙のクロスは呼吸性を妨げないので、家自体を長持ちさせることができます。きちんと考えて建てられた住宅は、ただの消耗品ではなく、100年・200年と住み継ぐことが出来るはずです。
そうすると、家はただ「住むためのツール」から売る・貸すといった選択肢も増え、「資産価値」として次の世代へと引き継ぐことが出来るのではないでしょうか。
後の世代の住宅にかかる負担=コスト・エネルギーが少なくなればその分、家族や子供たちと過ごしたり、趣味の時間も増え豊かな暮らしへと繋がります。『エコロジーな建築から、日本の経済をより良く変えていくことが出来る。』と私たちは信じています。
木の保護、木を長持ちさせることはもちろん、住む人の健康を最優先に考えます。そして日本の森や水のことも。
我々のオイルが多くの住宅や施設等で使用され、その分の木材が建築の材料に使用されています。国内の木が流通するという事は、日本の山が綺麗に手を加えられているということで、一本一本の木がしっかり成長し強く根を張ることができます。
そうすると土砂崩れなどの問題も解消され、綺麗な水が確保できます。綺麗な水は生きていく上で必要不可欠なものです。私たちは、自然と調和する木造建築をテーマとした取り組みを広めています。
「住宅は第三の皮膚である」ヨーロッパで生まれた言葉です。
人の体はとてもデリケートに出来ています。ただ、人体に影響を与える空気は目で見ることは出来ません。シックハウス対策が施された建材が流通し、建てられた住宅で暮らしても未だにお母さんの母乳からは200種類以上の化学物質が検出されると言います。
住む人が安心・安全で健康な住まいを守る最低限の条件として、私たちは完全に成分が明示できる製品だけを自信を持って販売しています。
従来の外壁材は10年~15年でメンテナンスをしなければなりません。その額は、一般的におそよ150万~200万が必要となります。その時期を迎える多くの家庭ではお子様の進学が重なり、学費にも多額の資金が必要となってきます。
なのに家にも大きな負担が強いられ、家の修復が足かせになってきます。漆喰は100年かけてより強固になっていく素材です。その為、メンテナンスサイクルが長く持て、メンテナンスする際も簡単にタッチアップが出来るため家庭への負担を軽減します。
住まい手が家を建てるとき、メンテナスのコストまで考えるのは難しいことかもしれません。しかし、内装にしても外壁にしても壁を補修する場合は、大きな費用が必要になってきます。
私たちは、住宅のライフサイクルを考え、住む人がモノ・心ともに豊かな生活を過ごせるよう、経年劣化の少ない強固で自然に還る製品を提供しています。
予算が無く仕方なく塩ビクロスを採用しているという場面を私たちは数多くお見受けする機会があります。
「予算が無いから健康を犠牲にする。」本来であればあり得ないことです。また、家の中で大きな面積をもつ壁に透湿性のないクロスで蓋をする行為は、絶対に避けなければなりません。家全体が呼吸をすることで、湿気を一定に保ち、カビの発生を防いでくれるのです。
ドイツ製のエコロジー壁紙は、塗り壁よりも安価でそれでいて絶対的な安全性を誇る紙から生まれた壁紙です。
ウッドチップを伏せ込んだオガファーザーは、資源を有効活用した新聞再生紙とウッドチップが主原料で、新聞紙に使用されるインクは植物性の大豆インクの為、人体に害を及すことはありません。透湿性の優れた紙クロスは、住む人の安全と健康を守り、メンテナンスの際も張り替えではなく、上から塗り替えていくので、ゴミの排出を最小限に抑えます。『地球の負担となるゴミを無くし、人にも優しいエコロジーな壁紙を広めていくことは、現在、そして未来の子供たちにも安心した環境を受け渡すことが出来る。』と私たちは信じています。