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COLUMN

コラム

\3月17日アーカイブ配信決定/
オンラインエコバウ建築ツアー2021

「脱炭素」スイスに学ぶ木造建築の未来
オンラインエコバウツアー2021

【日時】2022年3月17日(木)14:00〜16:00
【形式】アーカイブ配信
【費用】3,000円

詳細・お申し込みは下記Peatixページへ(外部サイト)


2021年にオンラインにて開催した「オンラインエコバウ建築ツアー2021」

 

多くの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました!

 

今回、参加いただけなかった方からや、もう一度視聴したいというご希望のお声を沢山頂戴し、アーカイブ配信が決定いたしました。

 

アーカイブ配信のためスイスからの中継はございませんが、回答しきれなかった質問内容へ滝川さんにお答えいただいた映像特典付きです。

 

ぜひ、ご参加いただき、エコロジー先進国スイスの木造建築の最新を知り、持続可能な建築について考えるきっかけとなれば幸いです。

参加者さまの声

・ジャーナリストの滝川さんの案内によるツアーなのですが、 その一つとして、「シュアーホルツバウ木造会社」 という会社がフォーカスされたのですが、 もうBIMとかCADとかそういうレベルじゃないのです。 スイスは日本の30~ 40年先を行っているのではないかと思わされました。

・いつも最新情報の提供に感謝します。 また、日本にいながらスイス・オーストリアの情報に触れることはとても貴重です。 卓上で話が聞けるのでメモも取れるので新しい感覚でWebinerを聴いていました。 画像も一つ一つ美しく、魅力を感じました。

 

・スイスの地域性、土着性、実践の生の声が聞けたことは、視野が広がりとても良かった。 工事の現場を見ることができたことも良かった。

 

・何を聞かれても整然とお答えされる滝川さんの取材力と知識、感服しました。 環境の為に建設に関係して行われていること自体もそうですが、それが法制化され現実のものとして沢山建設されて行っている国があるという現実を肌で感じることができたのが大きな収穫でした。 日本にいるとどこか結局このまま人間は変わらず、環境への負荷を根本的には減らさず、やっていることを見直せず滅んでいくものかと思っていたのですが、そんなこともないのだなと希望が持てました。

 

・コロナ渦で直接ヨーロッパに行けませんが、最新にヨーロッパの事例をご紹介いただけで非常に刺激になりました。また、実際にお会いするのを楽しみにしております。

 

・木造先進国の最先端事例を見る事が出来て、とても有意義でした。ありがとうございました。

 

・こういう形の提示はとても良いと思いました。コロナ禍でなくても続けて欲しい。

プログラム

●ご挨拶 イケダコーポレーション

●滝川薫さんご挨拶

●物件動画視聴

①環境エネルギー局オフィスビル(建設現場)マルクス・ディアコン

②シェアーホルツバウ(中大規模木造会社)

●ルーカス・シェア 滝川さんプレゼン

「スイスにおける現代木造建築の潮流」

③ネーニコン村の集合住宅 (ヴェルナー・シュミット物件)

●質疑応答(ヴェルナー・シュミット氏参加)

★特典映像 滝川薫さん質疑応答

物件詳細

①環境エネルギー局オフィスビル(建設現場)

2021年秋入居予定の環境エネルギー局の新社屋。自治体は市民や民間の模範機能を果たすため、自治体の建設する建物は持続可能な建築の模範である必要がある。バーゼル都市州の新しい環境エネルギー局の建物は、エネルギー面、建材面、土地利用面でも模範的な建物である。旧市街に接する8階建ての木造ハイブリッド構法(ブナ材とトウヒ材)、ZEBでミネルギー・A・エコ認証、持続可能な建材・構造(木、粘土、ウールフェルト、リサイクルコンクリなど)、都市部でのファサードへの太陽光発電パネルの利用と自家消費、地域熱供給、省エネと自然光利用、雨水利用、夜間冷却・・等。建築は、バーゼルの建築家のJessen Vollen Weider

 

②シェアーホルツバウ(中大規模木造会社)

地域密着の中規模な木造会社(社員80人程度)で、ラーメン構法発展形のパネル構法。戸建てから集合、公共建築まで、様々な地域の需要に対応できる企業である。太陽光発電で消費以上の電力を生産し、残材で地域に熱供給も行い、地域企業としてのリーダーシップを担う。最も一般的な木造パネル構法を手がける木造会社ではあるが、若手大工の育成にも熱心であり、エコ建築を得意とする。

 

③ネーニコン村の集合住宅

ストローベイルのパイオニア建築家であるシュミード氏による、工場跡地の再開発。エコロジカルなコミュニティとしての集合住宅で2019年竣工。壁厚90㎝の藁断熱による木造で、白い漆喰壁と藁、木、土壁の組み合わせたバウビオロギー住宅である。省エネ性能は元よりエネルギーの自給自足を実現する。

【出演者プロフィール】

◆滝川薫(たきがわかおり)

北スイスシャフハウゼン州在住のジャーナリスト、著者、ガーデンデザイナー。
千葉県出身。東京外国語大学イタリア語学科卒業後、渡欧。スイスのオーシュベルク造園学校にて植栽デザイン課程修了。欧州ドイツ語圏をフィールドに、持続可能なエネルギー・建築・地域発展・環境をテーマとした視察セミナー、執筆、講演、調査、通訳・翻訳の活動を20年続け、日本への情報発信につとめる。エコバウツアーとの接点は2002年から。スイスではAtelier für Oekologie und Gartenkulturにて庭園設計・コンサルタントに携わる。著書に『欧州のビオホテル~エコツーリズムから地域創造へ』(ブックエンド、2021)、『サステイナブル・スイス:未来志向のエネルギー、建築、交通』(学芸出版社、2009)、『エネルギー自立と持続可能な地域づくり~環境先進国オーストリアに学ぶ』(共著、昭和堂、2021年)、『100%再生可能へ!進化するエネルギービジネス』(共著、新農林社、2018年)などがある。www.takigawakaori.com 

 

◆ヴェルナー・シュミット

1953年生まれ、スイスの建築家。アルプス山間のグラウビュンデン州トゥルン村にアトリエ・シュミット有限責任会社を構える。レンガ積み職人の職業教育を修了後、1978年にチューリッヒ州専門大学で建築家のディプロム。1982~89年にオーストリア応用芸術大学のハンス・ホライン教授の下で建築修士を取得。同年にデザイン・建築事務所であるアトリエ・シュミットを設立。1994~95 年、グラウビュンデン州立技術・経済専門大学にて設計立案の講師。
実験精神が旺盛で、90年代にはカツィス村の教会増築を代表とする有機的なフォルムの建築に携わる。当初より持続可能性を追求し、伝統建築に学んだローテクおよびパッシブハウス建築の実践の後、20年前よりストローベイル建築、そしてストローベイル断熱の木造建築に行きつく。2002年に大型ストローベイルだけで構造と屋根を支える2階建て住宅を山間豪雪地帯に建設して注目を浴びる。その後、数多くのストローベイル建築をスイスや周辺国で実現。大学機関と協働研究を行い、独自構法の開発・改良を重ね、ヨーロッパでは同分野のパイオニアとして著名。ストローベイルを用いて、住宅やオフィスの新築だけでなく、省エネ改修も行う。本セミナーで登場する集合住宅はストローベイル断熱の木造建築ではスイスで最大規模のもの。
製造エネルギーが小さく、再利用ができる地域の自然建材を用いて、エネルギーと上水・下水を完全に自給し、シンプル・ローテク・自律的で、快適で美しい建築を、市場価格で実現することを目指している。建築活動の他、家具デザインやグラフィックデザインまで幅広い活動を手掛ける。2016年に息子の建築家パウル・シュミットが経営を引継ぎ、親子で藁建築の普及に取り組む。

 

◆ルーカス・シェア

1989年生まれ。大工の職業教育を修了後に、アート・コミュニケーション学士。ルツェルン州のアルトヴューロン村に拠点を置くシェアホルツバウ株式会社の取締役。2019年に兄と共に5代目として経営を受け継ぐ。マーケティング・コミュニケーション担当。
1892年創業の木造会社・工務店であるシェアホルツバウは、スイスの典型的な中規模(社員120人)の木造会社で、この30年で大きく成長、現代化を遂げてきた。古民家の改修といった小さな建物から集合住宅、公共建築から工場建築まで、高品質で多様な現代木造建築を木造パネル構法にて手掛け、実施設計からプレカット・パネル製作、建設までを行う。製材所や木工部門を有し、床や窓、キッチン、戸棚、階段といった建具・内装材も自社で製造。地場材の利用に力を入れ、3か所の拠点では熱と電力を再生可能エネルギーで自給している。大工・木工・製材などの職業教育制度に熱心に取り組み、農村社会での文化推進のために本社では現代ジャズやアートのための空間を設けて、独自のプログラムを実施している。

 

◆マルクス・ディアコン

バーゼルシュタット州環境エネルギー局エネルギー部長。
北スイス、人口20万人のバーゼルシュタット州は、ヨーロッパでも最先端のエネルギー政策が実施されている地域。1978年に州として脱原発を決議して以来、省エネ・再エネを促進。州内では100%再エネ電力のみの供給が行われ、再エネによる地域熱供給が発達している。建物に関しては、他州に先立ってミネルギー基準レベルの省エネの義務化や既存のオイル・ガスボイラーの再エネへの交換義務などを実施してきた。州の公共建築については、ミネルギー・Pやミネルギー・エコ仕様がスタンダードとなっており、気候中立政策における最重要分野と位置付けられている。そのような中、本セミナーで紹介するエネルギー環境局の新庁舎は、地場材を用いた木造ハイブリッドの8階建てZEB(Minergie-A-Eco)で、高品質な仕事場の空間と省エネルギー、エコロジー性を併せ持つ模範的事例。冷房設備を設置せずに快適な室内環境を保つ工夫がなされている。案内人のマルクス・ディアコンが率いる州のエネルギー環境局エネルギー部は、州内の建物や産業の省エネ規制の実施、助成制度の運用、エネルギーアドバイス、エネルギー総合計画、エネルギー政策マネジメントなどを担当する。

【撮影当日の様子】

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エコバウ建築ツアーという取り組み

エコバウ建築ツアーは、エコロジー建築の先進国であるドイツなど諸外国へ行き、日本の建築家の方々に会い、実際にエコロジー建築を見てもらうことで、エコロジーについて理解してもらうツアーです。20年以上続くこの建築ツアーで、これからの建築になぜエコロジーとバウビオロギーが必要なのかを知る場として、累計600人以上の建築家に参加いただきました。私たちは、このツアーを通して日本の住宅のエコ推進を目指しています。

 

◆これまでのエコバウツアーレポート更新中

https://iskcorp.com/category/ecobautour_column/

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