木繊維断熱材シュタイコ採用|「COP26 House」
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シュタイコ
木繊維断熱材シュタイコ採用
「COP26 House」from Beyond Zero Homes
2021年10月28日
株式会社イケダコーポレーション
「STEICO insulation featured in the COP 26 house」
この度、イケダコーポレーションが日本代理店として販売する「木繊維断熱材シュタイコ」が、COP26サミット開催に向けて建設された「COP26 House」に採用されました。
COP26 Houseは、Beyond Zero Homesにより企画・設計され、“Beyond ZERO Homes=ゼロカーボンの先へ”をキーワードに、グラスゴー中心部にあるサミットのメイン会場であるスコットランドイベントセンター(SEC)のすぐ側に建設されています。
最良の素材と技術を駆使して、環境への配慮はもちろん、性能や価格、サミットを終えた後の再利用までを考慮してデザインされたモデルハウスです。
建築資材においても脱炭素を主要目的として選ばれ、その中でも、特に重要な役割を担う断熱材にはシュタイコがパートナー企業として指定を受け、実際に建物の天井・壁・床部に施工されました。
なぜシュタイコなのか?
4.2トンのCO2ストレージ
シュタイコ木繊維断熱材は天然木で作られています。木は、光合成中に二酸化炭素(CO2)を吸収し、その過程でCO2は炭素(C)と酸素(O2)に分解されます。炭素が木材の内部に留まっている間、酸素は大気中に放出されます。そして、 断熱材自体に貯留するCO2は建物の材の中で永久に保存されます。 また、家を取り壊す際には再利用することも可能です。シュタイコで断熱された平均的な広さの家の屋根と外装板は4.2トンのCO2を貯留していることになります。 これは約37,015㎞を走行するディーゼル車から排出される炭素の量を貯留していることと同じです。
カーボンマイナス効果
従来の断熱材とは異なり、シュタイコ木繊維断熱材は「負の地球温暖化係数」を持ちます。それは、 炭素貯留性能のおかげで、シュタイコは生産時に排出するCO2の約2倍の量を貯留します。そのため、大気中の炭素を劇的に減らすことに寄与しています。
COP26サミットとは?
COP26サミットとは2021年11月1日〜12日の期間、イギリス・スコットランドのグラスゴーにて開催される国連気候変動枠組条約締約国会議(United Nations Climate Change Conference)です。世界各国のリーダーや、著名人が一堂に集結し、地球温暖化による課題に対してどのように取り組むべきかについて協議します。
COPは締約国会議(Conference of the Parties)の略で、今年で26回目を迎えるため「COP26」となります。この会議では、2020年「パリ協定」と「気候変動に関する国際連合枠組条約」の目標達成に向けた行動を加速させる目的のため行なわれます。
Beyond Zero Homesとは?
Beyond Zero Homesは、ゼロカーボンの木骨フレーム「COP26 House」を開発、および建設するために結成されました。
グラスゴーにおいて、Roderick JamesArchitects(ロデリックジェームスアーキテクツ)のPeterSmith(ピーター・スミス)氏が主導し、20以上の住宅建設関係企業からなる組織です。
COP26 Houseを通して、再生・持続可能かつ環境への負荷を最小限に抑えることができ、「ゼロカーボンのその先」の住宅の在り方を世界へ伝えることをひとつの目標として活動しています。
https://www.beyondzerohomes.co.uk/
気候変動に対応するために
地球温暖化により、日本の夏はますます暑く、冬は寒くなると言われています。シュタイコ木繊維断熱材は温暖湿潤な気候にも対応しつつ、気候変動の要因の一つでもある二酸化炭素の削減にも役立ちます。
建築に木断熱を取り入れることは、エネルギー消費を削減するだけでなく、脱炭素社会へも貢献します。シュタイコは、生産から廃棄までのライフサイクルを通じ、気候変動に対応した製品作りを行なっています。
イケダコーポレーションは、ヨーロッパで「未来の断熱材」と呼ばれるシュタイコが日本のスタンダードとなるよう、これからも尽力して参ります。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社イケダコーポレーション 加藤
info@iskcorp.com TEL : 03-3544-4453 FAX : 03-3544-4450