このたびコラムを担当させていただきます暮らしプランナーの田村美奈子と申します。
世界にたった1つだけの自分らしい住まい、暮らし、人生。
それを叶えるためのお手伝いをしたいと思ってフリーランスになり12年目。
人それぞれ幸せのカタチは違います。みんな違うからみんないい。
何気ない日常の中で幸せを感じられる心でいられたらどんな時もハッピー!
これは私の真ん中にある軸、大切な想いです。
このコラムに遊びにきてくださった縁ある皆さんが楽しく読んでいただけるように、
ここからハッピーのタネを持ち帰っていただけるように心を込めて書かせていただきます。
週に一度のおしゃべりコラム、宜しくお願いします。
ジメジメした梅雨・・・
髪はバサバサ、肌はベタつき、憂鬱な気持ちで過ごしている方も多いのでは?
湿度ってこんなにダイレクトに「ご機嫌」と関係しているんだなって気づかされますね。
私も昔は雨が嫌いでした、嫌いだと余計にマイナスの部分ばかり目についてしまったりして。
でも視点を変えてみれば、雨は大地の農作物や植物にとっては恵みであり、まさに慈雨。
うちの庭先の紫陽花もなんだか嬉しそうです。
そんな風に思っている人と雨の音もしっとりしていていいなぁなんて思えてきたり。
カラッとした晴れの日や夏が待ち遠しいのも梅雨あってこそ。
日本に住んでいれば毎年訪れる梅雨。上手く付き合っていく方法を考えたいですよね。
これは梅雨に限ったことではありませんが、
大切なのは、WHY?(なんで)ではなく、HOW?(どうしたら)の視点だと感じています。
気軽に、インテリアで梅雨を楽しむ
梅雨の主役と言えば「紫陽花」。
私の納屋オフィスBarracksでもこの時期は庭先から摘んで飾っています。
これはアナベルという白いアジサイですが咲き始めはライムグリーンなんです。
段階を追って変化する色がとても素敵です。
テーブルや窓辺に飾るだけでパッと空間が爽やかに、気分もハッピーになります。
これなら手軽に、誰でも、今日から出来ますね!
飾る時のコツをちょっとだけ。それはガラス素材と組み合わせることです。
茎の部分を見せることで「透明感」や「抜け感」を空間に与えることができます。
打ち合わせテーブルにはよく使うクリップをお気に入りのガラス瓶に入れて見せながら収納♪
「梅雨」をテーマにしたコーナー空間を作ってインテリアを楽しむのもオススメです。
特にブルーやグリーンなどの寒色系のガラスオブジェは清涼感がアップするので、
湿気がこもりやすいトイレなどのコンパクトな空間だと視覚効果を体感しやすいかも。
エアコンのスイッチをポンっと押すだけで簡単にお部屋の湿度も温度も下げられるけど、
初めから冷風を身体に受け続けるより、自然な「涼」を演出した方が身体にも良いですよね。
やっぱり、人にも、お家そのものも健康的でいられる環境を整えていきたいですね。
特に、赤ちゃんや小さなお子さまのいるご家庭ならなおさらだと思います。
梅雨のジメジメで一番厄介なのは「湿気」。
この湿気がカビを呼び、アレルギーや喘息の原因へと大きく影響していることはご存知の通り。
だからこそ、ちゃんと知っておいてもらいたい「漆喰」の持つ自然素材の力です。
呼吸する壁、スイス漆喰「カルクウォール」

漆喰のスゴイところは、強アルカリ性でカビや細菌を殺菌、分解してくれるところ。
湿気をコントロールして空気を丸ごと変えてくれます。
それに、合成樹脂や化学物質を一切含んでいないので赤ちゃんのいるご家庭でも安心。
先日、カルクウォール仕上げの新築でお家を完成させたNさんから連絡をいただいたのですが、
「外はジメジメなのにお家の中はサラサラしていて本当に気持ちいいよ〜!」って、
とっても嬉しそうにそれまで住んでいたマンションとの住み心地の違いをお話ししてくれました。
これはその時に一緒に送られてきた写真です。
吹き抜けに差し込む優しい光と手作りのガーランドがとってもお似合い。
日々の暮らしを楽しんでいるのがこの写真から伝わります。きっとお家も喜んでいますよね。
お家の心地よさに繋がる要素は、間取りやデザイン、インテリア、収納計画と色々ある中で
Nさんの場合は「自分の手で壁を塗った!」ということで空間に愛着が深まっている気がします。
次回は、そんなNさんが初めて挑戦した「塗り壁workshop」の様子と合わせて、
家族が仲良く幸せになる家づくりのヒントをお伝えしたいと思います。

「壁塗りworkshop」の様子
著者プロフィール
暮らしプランナー 田村美奈子 One’s work代表
(住育アドバイザー/インテリアコーディネーター/ライフオーガナイザー)
ママは太陽!をコンセプトに「食育×住育」視点から、お家がパワースポットになるライフスタイルを提案している。