2024年9月24日（火）、東京にてイケダコーポレーション主催 木造建築の未来　木造技術とモダン建築の融合　〜地域経済を拓く「伝統と革新」〜が開催されました。

2018年に大阪・福岡・東京の３会場で開催されたBig Seminar以来の、木造中大規模建築の世界的パイオニア、ヘルマン・カウフマン氏をお招きしてのセミナーとなった今回。高知県を拠点に活動し、地域経済復活の成功事例として注目を集める建築家、艸建築工房の横畠康氏にも登壇いただき、日本とオーストリアそれぞれの「地域」と「木造」の関わりについてお話しいただきました。

横畠康氏

ヘルマン・カウフマン氏

お二人への質疑応答も

横畠先生からは、高知の木材を活用したさまざまな事例紹介とともに コレからのモク造建築「KOREMOKU」のお話があり、中大規模の 木造建築に挑戦したい、新たに木造へ取り組みたいが何からすれば いいか分からないといった施工者へ向けてのサポートや、高知の木を たくさん使い高知の山の環境を守るという都市木造「高知モデル」の 開発について、参加者のみなさんは もちろん、カウフマン先生も「社会の 視線が変われば木造建築の未来も変わ る、その始まりに今いるように感じる ことができた」と称賛されました。

オーストリア文化フォーラム所長、オーストリア大使館 参事官のアルノ・ミッタードルファー氏にも当日お越しいただきお言葉を頂戴した他、イケダコーポレーションからも木繊維断熱材シュタイコの説明をさせていただきました。

参加者の皆さまからは、「地域材活用の取り組みについて改めて考えるとても良い機会になった」「木造の意匠性の素晴らしさはもちろん、木材だからこその特性の活かし方に新たな発見が多かった」などの感想を多くいただき、ひとと環境にやさしい住まいづくりという弊社の理念はもちろん、自然素材の持つ可能性を住まいをこえて様々な場所で活かすことへのヒントを皆さまと共有できる機会になったと感じることができ、大変嬉しく思います。

今回のセミナー開催に協賛いただきました

和歌山県庁 林業振興課さま

一般社団法人高知県木材協会さま

ウルトジャパン株式会社さま

株式会社タニタハウジングウェアさま

林友ハウス工業株式会社さま

誠にありがとうございました。

講演会後の懇親会にも多くの方にご参加いただき、先生方にさまざまなご質問をされたり交流を深めておられました。最後にはカウフマン氏の一本締めと、参加者の方々との記念撮影もさせていただき大盛況のうちに終えることができました。

本セミナーにご協力・ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

「ひとと環境にやさしい住まいづくり」を日本中に広めるため、セミナーはじめさまざまな取り組みを行なってまいりますので、今後もイケダコーポレーションを何卒よろしくお願いいたします。