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コラム最終回|古民家リノベーション【後編】〜 人生は選択 〜

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    スイス漆喰

古民家リノベーション 【後編】〜 塗り壁ワークショップ 〜

 

前編はコチラ>>古民家リノベーション【前編】〜 人生は選択 〜

 

笑い声の絶えない宮尾家のリビングは、思わず深呼吸したくなる木の香る空間。

 

漆喰の優しい質感が心地よく光を反射させ、柔らかい雰囲気が家族を包み込んでいます。

 

畳の部屋(写真左)は祖母の思い出が残る古いままの建具を活かし、新しく作った空間(写真右)は、採光抜群でDIYで塗ったカルクウォールの壁。自然素材は古い家との「親和性」がある、という宮尾さん。 

 

これぞ、自然素材でつくる醍醐味ですね!!

予算を削ってビニールクロスという選択もあった中で、最後は、

 

”自分のため”

“家族のため”

“地球のため”

 

一つの選択でいろんなものに影響することがある。

 

なおかつ毎日過ごす住まいだからこそ、気持ちよくいたいという理由から、スイス漆喰カルクウォールを選択。

 

そしてもう一つ、地域のために何かやりたい!という思いから

 

桐生市の宮島工務店さん野村左官店さんと漆喰塗りワークショップを企画し、みんなでやることにしたそうです。

 

この桐生市に住みたいと考えている人、桐生市で古い家の改修をあきらめずに住み続けたい人の参考になればと市内・近郊の参加希望者を招いて行われました。

 

 

みんなでつくった家

   

工務店さんと左官屋さんとの連携で下準備もバッチリ!

沢山の方々が集まって、みんな思いっきり楽しみながら漆喰塗りを仕上げてくれました。

 

 

 

なんと、ワークショップの合間にピタゴラ装置的な木のおもちゃを子どもたちにと、即興でつくってくれました。

 

大人も子どもも夢中になって過ごせた時間。

 

素敵な「出会い」と「思い出」が家に刻まれ、ここにオンリーワンのストーリーがあります。

 

 

  

そして、紹介したいとっておきのエピソードが。

 

これはリビングの壁の一部です。キラキラ光っているのは何だと思いますか・・・?!

 

みんなでつくった家という思い出とは別に「家族だけでやろう!」と思い立って、1か所だけワークショップでは仕上げず漆喰塗りを残しておいたそうです。

 

そんな時に、たまたま家族旅行の帰りにふらっと寄ったガラス工房からストーリーは生まれます。

 

手作りのガラス細工を、家族みんなで漆喰の壁に飾ることができたら、もっと心トキメク空間になると思ったそうです。

 

家族が集うリビングの壁は、お子さんたちの手によって手作りのガラスが埋め込まれたオンリーワンのデザインになりました。

 

「子どもたちの思うままに好きなようにやらせたから、大人にはない感性で仕上がりました!」

 

そう話すKさんの微笑んだお顔と優しい眼差しは、何とも言えない穏やかな表情でした。

 

 

 

「こうあるべきだ」「こうしなきゃいけない」

移住の決断とともに、手放した先で待っていた日常の本当の豊かさを見せていただきました。

 

 

できるかぎり自分で。手でつくる、生きる喜び。

 

この世に生まれてきた時、私たちの世界は沢山のモノに溢れ、何をするにもこの上なく便利でした。昔の人たちの絶え間ない、つくる努力の上に立っていると思うと、ありがたいな、と思います。

 

食べるものも身につけるものも「当たり前のように買えるから」と言ってそのありがたみに気づくことを忘れ、自分でやってみよう!工夫しよう!と思う心を失って生きていてはとても残念・・・

 

つくることで初めて知ること、知ることで広がること、できるとわかって自信になること。手をかけてつくる過程に、たくさんの発見があり、学びがあり、喜びがあります。

 

暮らしを他人事ではなく、自分ごとにしていきたい。

 

出来るようになって、自分を良し!と思えたならば、初めて人を大事にすることができるのかもしれない。

 

自分の今をもっとよく生きようと思えてくるのかもしれません。

 

 

本当に大切なものを大切にできる人でありたい

 

古民家リノベーションを通じて、祖母や母が大切にしてきた家を引き継ぐ覚悟を決め、家づくりに関わる方たちの仕事ぶりから見える「家を大切にする思い」に触れ、自分たちも突き動かされた、とKさんはおっしゃっていました。

 

だからこそ、本当に大切なものをちゃんと大切にして生きていきたい。

 

新しいものをどんどん生産するのではなく、今あるものに感謝して暮らす。生きる。

それが何十年も先の子どもたちのためになる。未来がきっと変わる、と信じて。

 

旬のお野菜を楽しく美味しく味わう「古民家ベジクック」開催の様子

 

現在は、自宅を開放してワークショップや勉強会を始め、地域のコミュニティの場となっています。環境問題や教育のこと、衣食住など暮らしに関することなど気になることを学べる場づくりを開始。

 

そして、ついに、学校をつくるという方向性で、新たにスタートを切っているKさん。「住まい」は安らぎの場であり、人間形成の場であり、そして、自己実現の場。

 

まさに宮尾家は、家庭と地域を繋ぐ「住育視点」そのものです!

 

日々の暮らしを心豊かに、大切なものを大切に地域のため、子どもたちの未来のために幸せな暮らしを育み、その幸せバトンを繋いでいってほしいです。

 

 
今回のリノベーション・ワークショップを全面的にサポートしてくれた群馬県桐生市の施工業者様


宮島章さん

 

寺社仏閣から新築・リフォームまで。桐生の天然乾燥材を使って自然素材の家を作る宮島工務店。宮尾邸のリノベーションでは材料選びから施工、DIYまで何でも相談に乗ってくださいました。

 

宮島工務店 http://www.miyajin.com/ 

 


野村左官店 野村卓矢さん

野村卓矢さん

左官施工・指導は野村卓矢さん(野村左官店)漆喰のすばらしさを伝えたいという熱い思いを持つ左官職人さん。伝統的な工法から最新の左官技術まであらゆる左官材料を使いこなします。

 

野村左官店 facebook

 

 


 

\田村さん講演の<業者様対象>オンライン「住育セミナー」はこちら/

 


 

最終回を迎え、リボス自然健康塗料や天然スイス漆喰スイスウォールなどご愛用いただき、心温まるエピソードやワークショップの様子を伝えてくださった暮らしプランナー田村美奈子さんに心より感謝申し上げます。

株式会社イケダコーポレーション

 

 

著者プロフィール

  田村美奈子さんプロフィール画像

暮らしプランナー 田村美奈子   One’s work代表

ママは太陽!をコンセプトに「食育×住育」視点から、お家がパワースポットになるライフスタイルを提案している。

 

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