とうほく走り描き‖第56回 株式会社キムラ 仙台営業所 佐藤 稔さん
第56回 株式会社キムラ 仙台営業所 佐藤 稔さん
1月は東京・葛西臨海公園で開催の「小松菜マラソン」に参加。私が走った20kmコースはわずか10人足らずのエントリーだったが、20kmを4人でタスキを繋ぐリレーは12組、1kmまたは2.5kmという短い距離を親子ペアで走る種目は合計40組以上の参加と盛況だった。大会HPで、地域密着で子育て支援を行う一般社団法人が運営に携わっていることを知り納得。競技というより、体力作りや親睦を目的とした、のどかな大会だった。
子育て世代は、家づくりに関心を持ち熱心になる世代でもある。株式会社キムラ仙台営業所・所長の佐藤稔さんも、約10年前、お子様がまだ小さかった頃郡山営業所の所長時代に、お義父さまがご自宅を改築し同居へ。内装の仕上げには、当社の天然スイス漆喰をお勧めいただき、質感と清涼な空気感にご満足いただいている。
漆喰や自然塗料塗装の無垢材は、静電気が起きづらく、ハウスダストが部屋の中に舞いにくい。そのためか、部屋の空気が爽やかだと話すお施主様は多い。先日、佐藤さんと打ち合わせ中、ふと子育ての話題となった。郡山から転勤で大阪へ5年、仙台に3年と単身赴任、その間も、土日などを使いながら、お子様が通う小学校の奉仕活動に熱心に取り組まれてきたそうだ。
上の男の子の卒業と入れ替わりで、下の女の子が入学し現在4年生。あと二年間、奉仕活動も続けていくそうだ。日本のサラリーマンに、転勤はつきものだ。家がありながら、単身赴任でアパート暮らしという人は多い。福島県の新規開拓、大阪営業所の立ち上げなど、常に同社の最前線で働いてきた佐藤さん。ご自分の家で、お子様と過ごす時間は貴重なものだっただろう。
一方仕事は、質の良い住宅づくりのための、部材や設備の供給。きっと多くの人たちの、子育て支援にもつながっただろう。
〈筆者プロフィール〉
中島信哉:株式会社イケダコーポレーションの営業として、
現在は東北6県と北海道を担当。仕事のかたわら始めた
サインペン画やマラソンが話題に。
【2019年2月 北海道住宅新聞掲載】