EUの視察に行ってきました

4月26日〜4月30日にかけてイケダコーポレーション社員でエコロジー先進国EUの視察に訪れました。

3日目は今年から新たに取り扱いが本格スタートした天然粘土塗料レームファルべのレイノス本社を訪問し、日本国内で製品のご案内をしている中で出てきた社内やお客様からの疑問、今後の可能性など製品についてのさまざまな質問をさせていただきました。

具体的なお話は今後ホームページやパンフレットなどで情報を公開していければと思いますので、今しばらくお待ちいただき、今回はあらためて伺った企業としての理念や働く方々の雰囲気をお届けいたします。

■1日目レポート

■2日目レポート

LEINOS本社

「健康な暮らしのための自然」を理念としたドイツの塗料メーカー、レイノス社。環境に優しい高品質なナチュラル塗料の開発・製造をおこなっています。

現在は天然粘土塗料のレームファルべ、その着色顔料カラーピグメントをイケダコーポレーションでは取り扱いをしておりますが、今後は他の製品についても日本で展開していけるように進めていく予定です。

レイノス製品の特徴として大きいのが「安定した品質」です。

植物由来の原料は天候、気温、降水量、日照時間などの気候条件によって成分が一定ではなく、それにより塗料であれば伸びの質感や色に若干のブレが出てしまうことがデメリットとしてあげられます。レイノス社は日々研究と実験を重ねて高い品質保持にこだわり、塗料の乾燥時間や色、粘度などを開発時はもちろん出荷時にもチェックし品質を徹底して安定させてしています。

耐候性の試験について、専用の機械を用いて気候データを元に基本-5℃〜40℃で24週間（約5年経過相当）、要望によっては48週間の設定での試験が可能です。国によっての差にも対応・適応した塗料の開発も可能です。また調色についてもシステムを用いて16色の顔料からさまざまな色の再現が可能とのこと。

ドイツ国内だけで代理店は約80社、そのほかインド、韓国、中国、オーストラリア、そして日本と世界にも拡大中のレイノス社。

「自然素材」をもっと身近に、もっと扱いやすく、安心のための研究と進歩に妥協をしないその理念と共に、弊社もレームファルべを筆頭に今後ますます日本国内にレイノス製品を広めていけるよう取り組みたいと思います。

レイノスブランドマネージャー　山本

次回は木繊維断熱材シュタイコ本社訪問の様子です。

更新まで今しばらくお待ちください。