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【レポート】木繊維断熱セミナー2020@四国

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 〜四国の夏に効く〜

『木繊維断熱セミナー2020』 レポート

 

3月13日(金)香川県高松市にある高松センタービルにて、『四国の夏に効く木繊維断熱セミナー』のレポートを報告します。

 

今年に入り、香川県と愛媛県に新しく木繊維断熱材STEICO(シュタイコ)の在庫拠点ができ、お問合せも多く頂けるようになりました。今回、改めて四国の設計事務所や工務店のみなさまにこれからの断熱のあり方やSTEICOの機能性についてご紹介する機会として企画したセミナーです。

講師には、「木造ドミノ」と呼ばれる工法を共同開発された内のお一人半田雅俊設計事務所の半田雅俊先生をお招きし、結論から申し上げますと、ご参加いただいた11名の設計事務所・工務店の方々に大変ご好評を頂きました!

STEICOセミナー四国会場画像

昨今、特に住宅の断熱は熱伝導率やU値、省エネによる光熱費の低減ばかり着目されがちですが、それに一石を投じる内容でした。

 

「住む人が健康で永く住まい継ぐ為に。
まだまだ設計事務所工務店には出来ることがある。」

 

半田先生曰く、様々な住環境の違いによる人の健康寿命の違いをデータで紹介頂きました。 例えば冬の場合、「室温2°Cの差が健康寿命を4年延ばす。」(あったかい家が健康寿命を延 ばすという事)また夏の場合は「夏の西日は猛烈パンチ」であり、「日射侵入を防ぐ工夫」 が必要不可欠である。という事です。要は断熱とは、省エネによる光熱費削減の為だけで はなく、「本来長年健康に住み継ぐ為のマストアイテム」だという事が重要なことだと気付かされました。

 

また西日の入り方はもちろん、風の流れも可視化し、それをその敷地周辺の状況も加味した地域シュミレーションなど、お施主様が聞いてもわかりやすいロジックの数々にはメモのペンが走る走る!その中でも木繊維断熱材STEICOは、これからの温暖化、湿潤な日本の気候に対して蓄熱性と透湿性に優れているため非常に効果がある事、また密度が高い為、音を吸収することで静かな空間を作り出し快適に暮らせる住まいが可能な事。

 

数値だけでなく、どのように住まい手にとって木繊維断熱が意味のあることか?とても熱心に解説いただきました。スタッフもとても勉強になり、今後の営業活動にぜひ活かしたい内容ばかりでした!

 

ご参加いただきましたみなさま、お忙しい中ご来場くださり本当にありがとうございました。また楽しみにしてくださったにも関わらず、様々な理由によりご参加頂けなかった方々、改めてセミナーなど開催予定ですのでご参加お待ちしております。

 

これからも、「人と環境にやさしい住まいづくり」に関する情報を発信してまいりますのでご期待下さい!

 

 

  イケダコーポレーション 藤澤 迪央

大阪本社勤務 営業(設計事務所担当)
宅地建物取引主任者・住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランナー・2級建築士取得
家づくり全般に関する知識を持つ。

〈経歴〉
ハウスメーカー勤務を経て、2009年イケダコーポレーション入社
10年先を進んでいるといわれるドイツを中心としたエコロジー先進国よりヨーロッパの
エコロジー建築(バウビオロギー)を学ぶ
2018年頃から全国の植林地へ出向き、下林道整備や間伐などを体験、各地の林業の
特徴を学ぶなど日本の林業を改めて勉強中
2020年から中大規模木造に関して「木造木質化を進めるうえでの長寿命化」を
キーワードに情報発信を行う

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