【出展レポート】ジャパンホームショー2020
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お知らせ
ピックアップ
リボス
自然塗料
2020年11月11日(水)~13日(金) 東京ビッグサイトにて行われたジャパンホームショー。
お忙しい中、ブースへお越しくださった皆様には深く感謝いたします。また、多くの方に弊社取扱商品に興味を持っていただけたことを社員一同大変嬉しく思います。
開催期間中のブースの様子、会場内で行なったセミナーの内容をご紹介します。また、今回ジャパンホームショーに出展された数多くの製品の中からリボス自然健康塗料が選ばれた『みらいのたね賞』授賞式の様子もあわせてお届けします。
イケダコーポレーションブース
シュタイコ木繊維断熱材をメーンに展示したブースは連日大盛況で、たくさんの方にシュタイコの現物や施工例をご覧いただきながら、特長についてお伝えすることができました。来場者の方々の断熱材利用目的は様々で、屋根の断熱、遮熱、賃貸住宅の防音等々、多くの場面でシュタイコが役立てるのではないかと実感しました。自然素材にこだわった家づくりの一環として木質繊維の断熱材にご興味を持たれた方へは、シュタイコだけでなく、木部塗装のリボス自然健康塗料、スイス漆喰スイスウォールまで総合的にご案内させていただきました。
【設営風景】
【ブース】
シュタイコセミナー
◼︎11/11(水)
建築家 西方里見氏による「木繊維断熱材シュタイコの家づくりセミナー」
断熱に精通している建築家 西方里見氏による木繊維断熱を用いた家づくりについてのセミナーを開催しました。温暖湿潤な日本の気候には、低い熱伝導率、結露のしにくさが特徴の木繊維断熱が向いているということを、施工事例を用いて解説いただきました。過去エコバウツアーに参加された際の写真も交えて紹介いただき、ドイツでの木繊維断熱材の長い歴史も感じることができました。
おまけ:西方先生のファンの方も来場され、最後に質問される様子が見受けられました。
◼︎11/12(木)「木繊維断熱材シュタイコ×ウルトジャパン製品セミナー」
木繊維断熱材シュタイコと、ドイツの建材メーカー「ウルト社」の断熱、気密に役立つ建材を紹介しました。
夏の断熱材シュタイコ
今年の4月から本格的に販売を開始した「STEICO(シュタイコ)木繊維断熱材 」。日本での主力商品は3つです。
◼︎シュタイコ フレックス38・・・熱伝導率0.038(W/m*k)で夏も冬も快適 ◼︎シュタイコ プロテクト・・・外断熱に簡単施工。防火認定取得 ◼︎(New!)シュタイコゼル・・・吹込断熱材。長い繊維で引火しにくい
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〜年々厳しくなる夏の暑さに〜
日本では、断熱材といえば寒さ対策のために採用されることが多く、熱伝導率で比較されてきました。これからは厳しさが増す夏の暑さに効果を発揮する蓄熱性が注目されます。熱容量の高いシュタイコは冬だけでなく、夏の暑さに効く断熱材です。
【シュタイコの特長】
- ・屋根断熱に効果大~屋根に使用すれば部分使用でも効果を発揮します。
- ・木繊維断熱材特有の調湿、防カビ性能。1㎥あたり7Lの水蒸気を蓄えることができます。
- ・施工は大工さんに。加工が容易で廃材の心配もありません。
- ・エコロジー高評価。生産から廃棄まで環境への負荷が少ない。
- ・夏に効く、遮熱効果大。熱容量にご注目ください。
快適な住まいをつくる木質繊維断熱材シュタイコは、とくに木造住宅におすすめしたい断熱材です。
シュタイコ木繊維断熱材
ドイツウルト社製品
Würth(ウルト)社はビスから建材まで信頼ある数多くの資材を取り揃えており、ドイツ国内にはウルト社の製品を専門に扱うホームセンターが400店舗を数えます。
今回、夏型結露対策に有効な可変調湿機密シートや、重大な欠損になりうる窓と駆体のジョイントとして、貼ってから膨張するVKPテープと弾性ウレタンフォームなどこれからの高機密高断熱住宅に重要になる製品を多数ご紹介いただきました。
シュタイコと合わせて使いたいドイツの高性能資材です。
ウルトジャパン株式会社
みらいのたね賞授賞式
授賞式後にトークセッションで選評をいただきました。
【選評】 最新の建材で今後も⻑く使われることが予想できる質の高い製品も高く評価をしたいが、同時に風雪に耐えて、⻑く使われ愛されてきた材料もそれ以上に評価をしたい。同社は約 30 年前の創業から、健康、環境、エコロジーに配慮した自然素材の輸入、提案を行ってきた。時流に流されない一貫した思想にはブレがなく、また様々な商品が開発されあっという間に廃れてゆくこのご時世の中でわれわれユーザーに安心感と信頼感を与えている。またリボス自然健康塗料は、単に“モノ”を売るのではなく森や木とつながった大きな循環の中の一部の製品であるという思考に共感する。
(堀部安嗣)
選考委員の堀部安嗣先生、山本想太郎先生ともに日頃からリボス自然健康塗料をご活用いただいているとのこと。堀部先生からは、「リボスを使っていて裏切られたことがない。塗りやすくて職人さんからの評判がよく、乾きはよくないが(笑)塗っていて楽しい塗料」というコメントをいただきました。
司会の山本想太郎先生も、各社の塗料サンプルを取り寄せて試用した中で、リボスの塗りやすさに驚き、「香りが気持ちいい」と評していただきました。
目まぐるしく進化する建材の世界では、日々新商品が登場し、大切なお客様のために選んだ建材がすぐに新しいものに取って代わります。その中で、30年も変わらずに健康と環境に配慮した製品開発を続けるリボス社の姿勢は、ユーザーを裏切ることがありません。「風雪に耐える」とは時を経ても変わらずに安心して使い続けることができるということ。また、“心地よい香りで塗装が楽しい”などといった人間の感覚に訴える効果、これらも自然素材のよさとしてお届けできればと思います。
「みらいのたね賞」について
次回のジャパンホームショーで、また皆様にお会いできることを楽しみにしております!