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とうほく走り描き‖第57回 ヒノケン仙台(株)studio 佐藤幸徳さん

とうほく走り描きコラム57

第57回 ヒノケン株式会社仙台studio 佐藤幸徳さん

 

冷たい雨の中、38,000人が走った今年の東京マラソン、私のラン友の多くもランナーやボランティアとして参加した。走ることを通じて、知人が増えコミュニティができていくようで、健康や自然環境に関心の高い人も多い。

 

リボス自然健康塗料天然スイス漆喰をご採用いただいている、宮城県石巻市のヒノケン株式会社さんは、

地域のためにユニークな取り組みをしている。社屋の二階ホールを一回500円という手軽な料金で解放、着席で30名程度のキャパシティでオープンキッチンもあり多目的に使える。ヨガ、ピラティスなどの教室や中学生の卒業パーティまで様々な集まりで、毎日のように賑わう。ホールは「ここひろ」という名前だが、多くの人が「ヒノケンの二階」と呼び、確実に会社の認知アップにもつながっているようだ。そのアイデアを出した一人が、佐藤幸徳さん。昨年オープンした同社仙台studio の責任者として忙しい日々を送っている。仙台でも「将来は、石巻のようにコミュニティを創っていきたい」と夢を話してくれた。同社では、業界で一般的な「OB施主」という言葉は使わず「オーナー」と呼び、繋がりも強い。創立25周年には、オーナー全員を青森のねぶた祭りにご招待したそうだ。

 

佐藤さんが、今興味を持っているのが、ホームサウナの提案。ゆったりと長時間入れる低温タイプで、快適・健康というソフト面だけでなく給湯エネルギーの削減・節水といったハード面でのメリットも考えているという。サウナの効用についてもいろいろ教えていただいた。私も長く営業の仕事をしているが得意先でホームサウナのお話を聞くのは初めてだ。仙台studioには、実際に入浴体験できるサウナ設備がある。当たり前のように「今度ぜひ、入りに来て下さい」と話す佐藤さん、軽やかな感性を持つ人たちが集まってきそうな雰囲気である。

 


〈筆者プロフィール〉

中島信哉:株式会社イケダコーポレーションの営業として、
現在は東北6県と北海道を担当。仕事のかたわら始めた
サインペン画やマラソンが話題に。

中島さんプロフィール画像


 

【2019年3月 北海道住宅新聞掲載】

 

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